2023/3/1 北川先生レッスン
(城南宮のしだれ梅と落ち椿)
3月に入りました。この冬はことのほか厳しい寒さに震えましたが、一気に春がやってきました。
あちこちで梅のたよりも聞かれます。
今日の北川先生レッスンではモーツァルトのカノンからスタートしました。パートの縛りを除いて全体をミックスして歌ってみました。
自分の左右は必ず他のパートがいるので、人を頼れない! 自分の出だしが乗り遅れるなど、事故多発で混乱するメンバーもいました。
他の声部を聞きながらカノンを楽しむというレベルには程遠いです💦💦
それでも4月30日の本番には完成されたモーツァルトの一作品としてステージに乗せなければなりません。
あと一ヶ月半、北川先生と共に思考錯誤しながら、本番に向け練習しましょう!
先日、モーツァルトの作品で世界デビューしたピアニストの藤田真央さんのインタビューがとても興味深かったです。
彼は前回のチャイコフスキー・コンクールで第2位に入賞しましたが、コンクール以降、現在まで自分を成長させてくれたのはモーツァルトを勉強したからだと言っていました。
音符が少ない分、一音一音その意味を深く考えて練習しているそうです。
モーツァルトにとってはさり気ない一節のメロディーをカノンにしているのでしょうが、そこは天才モーツァルト❣️
平行で動くパートに対して反行するパートあり、オクターブで決める個所ありと、カノンをすることでまるで魔法のような音楽がそこに生まれます💕
短い曲だからと侮らず真摯な姿勢で練習すれば、きっとクラルスの力も一歩前進できるのではと思います。
頑張りましょう❣️💪
(Y.T)