雪の散らつく寒い日の練習(北川先生のレッスン)は 島本町にある大阪水上隣保館ゆりの礼拝堂で行われました。
礼拝堂の正面には聖母マリアの絵が安置され、壁にはゆりの花の絵がいくつもありました。ステンドグラスにもゆりの花。天井が高く 陽の光がさし込み
声がよく響きます。グランドピアノやオルガンがあり 教会を訪れた人々が音楽とともに癒される時を過ごされたのだろうと想像できます。
礼拝堂は なかなか暖房が効かず 凍える思いで練習が始まりました。発声練習の後は4月の合唱祭で歌う3曲の練習です。
モーツァルトのカノン アヴェマリアでは
パートでかたまらず、各人バラバラにランダムな場所に立ち お隣の人に頼らず歌う練習をしました。
To Live では
先ずは英語らしく聞こえることを目指します。冠詞を名詞にくっ付けるタイミング、thや二重母音の発音の仕方、語尾の子音をきちんと発音することなど気をつけることが沢山あります。そして
アフタクトの曲の歌い方、pの表示があるけれどもpにし過ぎない部分、8分音符が並んでいる所を急がないでゆったり歌って他パートと合わせること、riten.のあとa
tempoになるところでエネルギーがおさまらないこと、最後はあまりデクレッシェンドにしないことなど細かく指導していただきました。
翼についても To Live同様、曲のダイナミクスや各パートの役割、連携について丁寧に教えていただきました。
よく響く礼拝堂での合唱は
高いところから他パートの声が降ってくるような感じがして普段の練習にはない経験でしたが、テンポ感やニュアンスが揃わず、もっとひとつに纏まりたいなぁという気持ちになりました。
北川先生が「暗譜してもっと指揮者と仲良くなりましょう」という言い方でそのことの改善策を伝えてくださったのだと思いました。
(T.I)