3月9日 北川先生リモートレッスン
厳しい寒さがようやく和らぎ、陽射しが暖かくなってきました。冬の間、お庭で人目を引いていたロウバイや椿の花に加えて、マンサクが咲き始めています。今日はうっすらと雲がかかっていますが、その向こうに青い空が広がっているのを感じます。その続きの空の下、ウクライナでは、残酷なロシアの攻撃がとどまるところを知らずに続いていて、「なんとかしなければ・・・」と思う気持ちばかりが空回りし、胸のうちの悲しみがどんどん大きくなっています。なんて罪深いことが・・・
今日のクラルスの練習は、バードのミサ曲、クレドの中盤から終わりまで。北川先生が各パートごとに歌詞付けの難しいところに重点を置いて、丁寧にみっちり教えてくださいました。Crucifixusやsepultus est , secundum scripturas,
resurrectionem、などの部分を取り出して、巻き舌を意識的に長くすることや子音を入れるタイミング、どの子音も省略せずはっきり発音すること、全部を一生懸命にしゃべるのではなくアクセントの位置に気をつけてアクセントのないところが重たくならないように歌うことなどを教えてくださり、私達はそのことに注意して、リモート練習を繰り返しました。発音も音程もまだまだの状態ですが、リアルで歌える日を楽しみに練習を重ねたいと思います。
平和を祈る気持ちでいっぱいの今、信仰の歌を歌うことに象徴的なものを感じました。
(T.I)