2021/6/23
北川先生レッスン
月一回の北川先生のレッスン日。本来なら先生が入って来られる10時半までの30分間は声だしや予習をしなければならないのですが…。
ついついお喋りに花が咲いてしまいます。ワクチン接種を二回完了した人、一回目を接種した人などがそれぞれその体験を話すのですから、いくら時間があっても足りません💦
北川先生にはバードの三声ミサから、サンクトゥス、ベネディクトゥス、アニュスデイの譜読みをレッスンしていただきました。
受注生産されているカワイ出版の楽譜が手元に届き、今日はこの楽譜で歌う事になったのですが、困った事が起きました。
B durに移調したため、アルトの音域がとても低くなる箇所が出てくるのです。
その為にカワイの楽譜は歌い易くするためでしょうが、1オクターブ音程を上げている箇所が散見されます。
例えばソプラノがテーマを歌い、それを受けてアルトが模倣する場合、低いからと1音だけ1オクターブ上げてしまうと、全く別物になってしまいます😅
これって余計なお世話?と思いたくなります。
また拍子が2分の2拍子→4分の4拍子に変わり、現代の記譜法にすっかり様変わりしているのには驚きです💦
2分の2拍子で小節線の無い楽譜は確かに慣れるまで大変ですが、楽譜からルネサンスの時代の空気感やゆったりと流れる音楽を、時空を超えて感じることができました。
気持ちはルネサンスのヨーロッパの教会に〜❣️
ところがカワイの現代記譜法の楽譜を見た途端、一気に21世紀の今に引き戻された感があります。
ポリフォニー名曲集は原譜に近い記譜法の楽譜なのですが、グローリアとクレドが入っていません。
ならばKさんから提供下さったC durの楽譜をソルミゼーションしながらB durで読んでいこうか、という提案もあったり…。
北川先生が仰るように、複数の楽譜を当たった上で、カワイの楽譜を訂正しつつ歌うのがよいのか…。
頭が混乱しています💦💦
Y.T